正社員になるチャンスは多い

最初はパートで働いていた職員が正社員を目指す場合、介護職は非常にチャンスが多いといえるでしょう。人材不足が理由で、常に介護職では優秀な人材を探しています。パートとして真面目に働いていることが評価されれば、正社員として雇用される確率は上がるでしょう。しかし、ただ働いているだけでは正社員になれません。いくつかポイントを絞って工夫することが大切です。

正社員になる方法

・資格を取得する

やみくもに「正社員になる！」と意気込むのではなく、実用性のある資格を取得してできる業務の幅を広げることが大切です。まずは受講することで資格が得られる「介護職員初任者研修」の資格を取得し、高齢者の介助や身体的な部分の介護に関われるようになることをおすすめします。キャリアアップ思考があるというアピールだけでなく、仕事の幅を広げ、有用性をアピールするチャンスでもあります。また、資格を持っていれば転職の際にも有利です。

・正社員登用制度を活用する

一定の条件下で認められれば、正社員として登用してくれる制度を整えている施設もあります。しかし、施設によって雇用条件や必要な実績が異なるだけでなく、制度の設定が曖昧なケースもあるので注意が必要です。しっかりと制度が整えられているだけでなく、打診があった場合妥協なく雇用条件を話し合える職場の場合は、安心してパートから正社員へステップアップできます。雇用条件が芳しくない場合や、自分と合わないと判断した際は辞退しても問題ありません。

・転職する

パートから正社員へのキャリアアップも大切ですが、実際正社員になれるかどうかは職場次第といえます。なかなか希望が通らない場合は、別の職場に転職するのも方法の1つです。別の職場に正社員で雇用されれば、パートから正社員という夢が叶います。しかし、非正規雇用の割合が多い施設の場合は、正社員としての雇用は難しいかもしれません。そのため、非正規雇用の割合や離職率など、スタッフに寄り添ってくれる職場かどうかを見極めることも大切です。

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