グループホームの特徴

グループホームは、軽度～中度の認知症の方が入所する場所であり、基本的に小規模なのが特徴です。運営元は民間企業、医療法人、社会福祉法人、NPO法人など様々で、入所条件は基本的に要支援2以上です。入居申し込みの際には認知症診断と施設所在地の住民票を求められます。

入所されている利用者の方は、認知症と診断されたものの、身体の状況はよい方が多いです。要介護度が重度になった場合や、長期入院、医療ケアが必要になった場合、退去を求められることもあります。

なお、グループホームは定員数が少ないことから、申し込みをしてもすぐに入所できない場合があります。

有料老人ホームの特徴

有料老人ホームは高齢者全員が対象の施設であり、基本的に民間企業が運営しています。入居条件は施設ごとに異なり、介護度は自立～要介護5までです。ただし、長期入院や認知症の進行度合いによって退去しなければならないこともあります。有料老人ホームはグループホームと比較して施設の数が多いため、申し込みをしてから数カ月待たなければならないといったケースは少ないといえるでしょう。

みやま市の高齢者総合支援センターやまびこでは、申し込み前の介護相談を受け付けております。グループホームと有料老人ホームの違いをより詳しく知りたい、入居・退去条件を確認したいなど、些細なことでもみやま市の高齢者総合支援センターやまびこへお気軽にご相談ください。

メリット

グループホームに入所することによって、高齢者同士の交流が刺激になり、認知症を予防・進行を緩和する効果が期待できます。すでに認知症を発症している場合、症状が進行すると外出しなくなる高齢者が多いです。

刺激を受けないことによって認知症が進行するため、グループホームで多くの高齢者やスタッフと交流できることは大きなメリットだといえるでしょう。

デメリット

デメリットは入居者同士のトラブルやプライバシーが守られにくいことです。しかし、プライバシーに配慮し、スタッフが常に入居者を観察してトラブルを予防できる環境を整えているのであれば、デメリットは解消できます。

みやま市にある高齢者総合支援センターやまびこでは、施設の環境やサービス内容、スタッフの人数など、グループホームに対する不安や疑問にお答えする介護相談を行っております。

グループホームのメリットやデメリットをより詳しく確認するためにも、申し込み前にみやま市の高齢者総合支援センターやまびこへご相談ください。